イベント

さよなら中野サンプラザ 50年の歴史に幕

東京・中野のシンボルとして親しまれてきた複合施設「中野サンプラザ」が2023年7月2日、閉館した。1973年のオープン以来50年、都内有数のコンサート会場として、国内外のアーティストが公演してきた。同日行われた閉館セレモニーでは、中野サンプ...
舞台あいさつ

「トオイと正人」舞台あいさつ タイ、ラオス、福島 写真家・瀬戸正人の記憶たどるドキュメンタリー

写真家・瀬戸正人の人生を追ったドキュメンタリー映画「トオイと正人」公開初日の3月25日、東京・渋谷で原作・出演の瀬戸、小林紀晴監督、ナレーションを担当した女優の鶴田真由が舞台あいさつした。写真家・小林監督の初監督映画。日本をルーツにタイで生...
映画祭

大阪アジアン映画祭レポート(2)釜山を育てたキム・ジソク氏 情熱の足跡たどって

2023年3月10~19日に開催された「大阪アジアン映画祭2023」で、韓国の長編映画「ジソク 映画祭をつづける」が日本初上映された。“ジソク”とは釜山国際映画祭の創設メンバーで、2017年にカンヌ映画祭を訪問中に急死したキム・ジソク氏だ。...
映画祭

大阪アジアン映画祭レポート(1)韓国女性監督3人 意欲的な短編

「大阪アジアン映画祭2023」(OAFF2023)が2023年3月10日から19日まで大阪市で開催され、16カ国・地域の51本を上映した。コロナ禍で途絶えたゲストの登壇が復活して賑わいが戻った一方、予算の大幅減などで上映規模が縮小する厳しい...
韓国

ゆうばり・福岡で受賞のヒョン・スルウ監督、初長編「もしかしたら私たちは別れたのかもしれない」公開

韓国のヒョン・スルウ監督(36)の長編デビュー作「もしかしたら私たちは別れたのかもしれない」(原題日本語訳、英題「Someone You Loved」)が韓国で2月8日に封切られた。ヒョン監督はゆうばり国際ファンタスティック映画祭や福岡イン...
イベント

カンヌ75周年記念大賞「トリとロキタ」 ダルデンヌ兄弟来日「移民の子が苦しむ現実、告発したかった」

2022年のカンヌ国際映画祭で75周年記念大賞を受賞した「トリとロキタ」(22)が3月31日公開される。過去にカンヌでパルムドール(最高賞)を2度獲得するなど世界的に高く評価されるベルギーの監督、ジャン=ピエールとリュック・ダルデンヌ兄弟が...
インタビュー

カンヌ映画祭グランプリ「コンパートメントNo.6」ユホ・クオスマネン監督に聞く 「映画の魔法」で驚きをフィルムに

2021年のカンヌ国際映画祭でグランプリを獲得したフィンランド映画「コンパートメントNo.6」(21)が2月10日から公開中だ。前作に続いて2作品連続でカンヌ受賞を果たしたユホ・クオスマネン監督に話を聞いた。極北の長距離列車で出会った二人が...
日本

大映4K映画祭「近松物語」香川京子、溝口健二監督の演出語る 忘れられない「反射して下さい」

東京・有楽町で開催中の「大映4K映画祭」で、溝口健二監督「近松物語」(1954)主演の香川京子が2023年2月5日、上映後のトークイベントに参加した。香川は溝口監督について「役の気持ちになっていれば、自然に演じられる。いつも『反射してくださ...
メキシコ

「母の聖戦」メキシコ誘拐ビジネスの闇 娘奪還へ戦うシングルマザー

メキシコ北部の町。シングルマザー、シエロ(アルセリア・ラミレス)の一人娘ラウラが犯罪組織に誘拐された。脅迫に従い身代金20万ペソを支払ったが、ラウラは帰ってこない。警察にも相手にされず、シエロは自力で娘を取り戻すことを誓う。軍パトロール部隊...
舞台あいさつ

パク・チャヌク監督「別れる決心」で来日 「コロナ禍での製作、ベストを尽くした」

カンヌ国際映画祭で監督賞を受賞した韓国映画「別れる決心」のパク・チャヌク監督がこのほど来日し、東京都内で舞台挨拶と観客とのティーチイン(質疑応答)イベントに参加した。前作「お嬢さん」(16)以来5年10カ月ぶりの来日。パク監督は「コロナ禍を...