レビュー

「ザ・メニュー」孤島の高級レストラン 恐怖しのび寄る怪作スリラー

世界で最も予約の取れないレストラン。美食にすべてを捧げる店のチケットを獲得するのは、著名料理評論家、人気映画俳優、エンジェル投資家など選び抜かれたゲストだ。カリスマ性に満ちた天才シェフ(レイフ・ファインズ)が振る舞うのは、美しく完璧なコース...
映画祭

第35回東京国際映画祭を振り返って 「ザ・ビースト」が3冠

10月24日から11月2日まで東京・日比谷、有楽町、丸の内、銀座などで開催されたアジア最大級の映画祭「第35回東京国際映画祭」。コロナ禍で一昨年と昨年はリモート対応などで苦しい開催となったが、今年は海外からのゲスト104人を招き、開幕日には...
インタビュー

「桜色の風が咲く」松本准平監督に聞く 盲ろうの教授・福島智氏の半生「人生の秘密や真理を探りたい」

盲ろう者として世界で初めて大学教授となった福島智氏の半生を描く「桜色の風が咲く」。9歳で視力、18歳で聴力を失いながら、学ぶことをあきらめず、現在は東京大学教授としてバリアフリー研究に取り組む福島氏。脳性麻痺男性の性と愛をテーマにした前作「...
レビュー

「君だけが知らない」複雑に絡む記憶喪失と幻覚 韓国佳作ミステリー

事故で記憶を失ったスジン(ソ・イェジ)は、幻覚で未来が見えるようになり、身辺で不可解な事件が次々と起こる。壊れた記憶、身元不明の遺体、怪しい隣人と謎の少女、優しすぎる夫、過去、現実、未来。真実は一体どこにあるのか──。   主演は韓国ドラマ...
映画祭

東京国際映画祭が開幕 3年ぶりレッドカーペット 橋本愛・二宮和也ら登場

第35回東京国際映画祭が10月24日、東京・日比谷で開幕した。初日の開幕式典では、コロナ禍での中止を経て3年ぶりにレッドカーペット・イベントを開催。国内外のゲスト137人が参加し、駆けつけた映画ファンを喜ばせた。11月2日までの期間中、計1...
映画祭

釜山映画祭レポート(3)カン・ドンウォン、プロデュース業にも意欲

「第27回釜山国際映画祭2022」では、活躍する俳優のトークイベント「アクターズハウス」を4回にわたり開催した。ハン・ジミン、カン・ドンウォン、ハ・ジョンウ、イ・ヨンエと、いずれも人気と実力を兼ね備えた俳優たち。9日に登場したカン・ドンウォ...
映画祭

釜山映画祭レポート(2) IU、イ・ジュヨンら「ベイビー・ブローカー」を語る

今月開かれた「第27回釜山国際映画祭2022」では、共催イベントとしてドラマなどの動画作品を表彰する「アジアコンテンツアワード」(ACA)が行われた。監督やキャストの上映後舞台あいさつや野外会場でのトークイベントも連日行われ、会場は久しぶり...
映画祭

にぎわい戻った釜山国際映画祭 トニー・レオン、ソン・ガンホら登場

韓国釜山市で10月5日から14日まで「第27回釜山国際映画祭2022」が開催された。今年は71カ国・地域の242本を上映。3年ぶりに海外ゲストの来訪や対面イベントが相次ぎ、会場を大いに盛り上げた。  5日にメーン会場の「映画の殿堂」で行われ...
舞台あいさつ

「異動辞令は音楽隊!」舞台あいさつ ドラムに挑んだ阿部寛「久しぶりに部活に出た感じ」

捜査の最前線から警察音楽隊に異動した刑事の奮闘を描く「異動辞令は音楽隊!」(8月26日公開)の完成披露試写会がこのほど東京都内であり、主演の阿部寛、清野菜名、磯村勇斗、高杉真宙、見上愛、内田英治監督が舞台あいさつした。初めてドラム演奏に挑戦...
インタビュー

韓国インディペンデント映画界で存在感 「ゆうばり2年連続グランプリ俳優」イ・テギョンに聞く

韓国の映画祭などで新鋭監督の映画を何本も見ていると、よく見かけるキャストがいることに気づく。イ・テギョンもその一人だ。ここ5年ほどは毎年複数の作品が韓国国内で公開されている。日本では「ゆうばり国際ファンタスティック映画祭」のコンペティション...