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映画祭

全州映画祭が開催「私たちは常に線を超える」掲げ232本上映

韓国・全羅北道全州市で2024年5月1日から10日まで「第25回全州国際映画祭2024」が開かれた。期間中は43カ国・地域の232本を上映。スローガンの「私たちは常に線を超える」が示すように、常識や固定観念に縛られない人々を映し出す映画や、...
日本

黒沢清監督の新作「Chime」新サービスで限定販売 「映画をより豊かに」

黒沢清監督の最新映画「Chime(チャイム)」が4月12日、映像流通の新サービス「Roadstead(ロードステッド)」で限定発売された。ロードステッドは従来の動画配信サービスと異なり、映像作品をDVD同様に視聴、販売、上映などができる新た...
レビュー

「パスト ライブス 再会」初恋と別れ 韓国系二世の視点にじませ

ソウルに住む少女ノラと同級生の少年へソン。ノラは12歳で家族とともに米国に移住することになり、二人はひかれ合いながらも互いに気持ちを伝えることなく別れる。12年後、24歳の二人は偶然オンラインで再会するが、再び連絡を絶ってしまう。さらに12...
レビュー

「PERFECT DAYS」ヴェンダース監督の見た東京 淡々とした日常への敬意

東京・渋谷でトイレ清掃員として働く平山(役所広司)は、淡々とした日々を静かに生きていた。同じ時間に目覚め、同じように支度し、同じように働く。繰り返しに見えるかもしれないが、同じ日は1日としてなく、毎日を新しい日として生きていた。木々を愛し、...
ジョージア

「タタミ」政治に翻弄される柔道大会 イラン代表の葛藤描く

第36回東京国際映画祭でコンペティション部門に出品されたジョージア・米合作映画「タタミ」。「聖地には蜘蛛が巣を張る」(22)でカンヌ国際映画祭最優秀女優賞を受賞したイラン系フランス人の女性監督、ザル・アミールと、米国系イスラエル人監督のガイ...
インタビュー

第36回東京国際映画祭グランプリ チベット映画「雪豹」インタビュー ペマ・ツェテン監督は「人類全体の物語を撮った」

第36回東京国際映画祭(2023年10月23日~11月1日)でグランプリを受賞したチベット映画「雪豹」。チベットを代表する映画監督で、今年5月に53歳の若さで急逝したペマ・ツェテン監督の遺作となった。映画祭に合わせて来日したジンパ、ツェテン...
映画祭

「香港映画祭2023 Making Waves」ダヨ・ウォン、ラム・カートンら迎え盛況

香港映画の新作・名作7作品を紹介する「香港映画祭2023 Making Waves」が2023年11月2~5日、東京・恵比寿で開催された。昨年に続き2回目の今年は、人気俳優のダヨ・ウォン(黄子華)、ラム・カートン(林家棟)らゲストが参加。公...
映画祭

東京国際映画祭、海外ゲスト多数迎えて華やかに ヴェンダース監督「PERFECT DAYS」など219作品

第36回東京国際映画祭(2023年10月23日~11月1日)が、東京・日比谷をメーン会場に開催中だ。今年はコロナ禍による各種制限緩和を受け、海外から約2000人を超すゲストを招待。舞台挨拶や観客との質疑応答、トークイベントなどで盛り上がりを...
映画祭

釜山国際映画祭、森達也監督「福田村事件」がニューカレンツ賞 

韓国釜山市で10月5日から14日まで「第28回釜山国際映画祭2023」が開催された。アジアの新人監督部門の「ニューカレンツ賞」には森達也監督の「福田村事件」が選ばれた。森監督はドキュメンタリー監督として長いキャリアを持つが、本作は初めて演出...
インタビュー

「ヒッチコックの映画術」マーク・カズンズ監督に聞く「20世紀の最も偉大な『視覚的思考家』」

“サスペンス映画の神様”と称されるアルフレッド・ヒッチコック監督の生涯を、独自の手法で切り取ったドキュメンタリー映画「ヒッチコックの映画術」が公開中だ。マーク・カズンズ監督は、ヒッチコック監督「本人」が作品の裏側を語る手法を採用。膨大な作品...