2013年11月29日

「小さいおうち」完成披露試写会 山田洋次監督最新作 「日本の大きな歴史が見えてくる作品」

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 山田洋次監督最新作「小さいおうち」(2014年1月25日公開)完成披露試写会が11月28日、東京・有楽町で開かれ、山田監督、出演俳優の松たか子、黒木華、吉岡秀隆、木村文乃、妻夫木聡、倍賞千恵子が参加した。

 中島京子による同名小説(10年直木賞受賞)の映画化。昭和初期の東京郊外を舞台に、女中がある恋愛事件を目撃。封印された家族の秘密が、60年を経てひも解かれる作品だ。山田監督の82作品目となる。

 原作を読んですぐ映画化を熱望したという山田監督。「読みながらわくわくした。『もしかしたら際どいことになるのでは』とどきどきした。そんな不安、あやしい心のときめきを含め、日本の大きな歴史が見えてくる。素晴らしい小説だと思った」と語った。

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 山田作品には9年ぶりの出演となる松。「撮影中に監督が地団駄を踏む音が聞こえてきた。地団駄を踏む人は自分にすごく夢中になり、自分の事が歯がゆいのではないか。監督がそういう熱さで現場にいるのは、とても健康的だと思った」と振り返った。

 女中を演じて監督に「日本一割ぽう着が似合う」と絶賛された黒木は、「ありがたいです」と感謝。「平成生まれなのに、ポスターを見た人にも『似合う』と言われ、すごくうれしい」と話した。

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 「男はつらいよ」シリーズなどに出演してきた吉岡も、9年ぶりの山田作品。「いまだにもっと何か出来なかったかな、と。ふと夜中に目が覚めたり、反省の日々」と語った。続いて「東京家族」に続き、2作品連続で山田作品出演の妻夫木。「(前作の撮影中)次もお願いしたいと言われ、うれしくて親に電話した」と明かした。

 さらに、監督とは50年以上の付き合いとなる倍賞が「撮影は午前9時に始まって、午後5時には終わる」と説明。「山田監督お腹が減ると機嫌悪くなっちゃう。お肉を食べるのがとても好き。だから監督が元気のない時は皆で『お肉食べさせよう』って」と撮影秘話を紹介した。

「小さいおうち」(2013年、日本)

監督:山田洋次
出演:松たか子、黒木華、片岡孝太郎、吉岡秀隆、妻夫木聡、倍賞千恵子

2014年1月25日、全国公開。作品の詳細は公式サイトまで。

http://www.chiisai-ouchi.jp/

作品写真:(c)2014「小さいおうち」製作委員会

posted by 映画の森 at 10:40 | Comment(0) | TrackBack(0) | 日本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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