
8月2日公開の「ローン・レンジャー」主演のジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ゴア・ヴァービンスキー監督、製作のジェリー・ブラッカイマーが7月17日、東京都内で記者会見し、ジャパンプレミア上映で舞台あいさつした。デップは「かなりクレイジーで楽しくて、大きなアクション、コメディー。ぜひ見てほしい」と語った。
大ヒットシリーズ「パイレーツ・オブ・カリビアン」を送り出した監督・製作2人が、デップと再びタッグを組んだ作品。正義に燃えるヒーローのローン・レンジャー(ハマー)と、復讐に燃える戦士のトント(デップ)のコンビが、“聖なる力”に導かれ、空前の巨悪に立ち向かう冒険アクションだ。

米国で古くから漫画やドラマ、映画として親しまれてきた「ローン・レンジャー」の物語。今回は白塗りの奇抜なメークでトントを作り上げたデップは「小さい時にテレビシリーズを見て、トントに興味があった。僕はいつもはみ出したキャラクターに興味を持つ。先住民の頭にカラスが乗った絵を見て衝撃を受け、トントの頭にカラスを乗せるアイデアを思いついた。みんなも載せてみるといいよ」とユーモアを交えて語った。
また、デップと仕事を続ける理由について、ヴァービンスキー監督は「バディ(相棒)ムービーなので、ジョニーとアーミーの絆が撮影が進むごとに深まるのを見て、本当にうれしかった。ジョニーはいつも僕を驚かせてくれる」と賞賛。ブラッカイマーは「トントを見れば分かるように、ジョニーはいつも新しいものを持ち込んでくれる」と話した。

さらに、会見に続いて行われたジャパンプレミアでは、熱い歓声に応えながらレッドカーペットを歩き、握手やサインに応じた。続いて行われた舞台あいさつでは、デップが「皆さんが『パイレーツ・オブ・カリビアン』を楽しんだなら、この映画も絶対楽しんでもらえるはず。かなりクレイジーで楽しくて、大きなアクション、コメディー。ぜひ見てほしい」とアピールした。
また、デップの力強い相棒を演じたハマーは「自分たちも最高に楽しんで作った。皆さんにも絶対に楽しんでもらえると思う」と自信をのぞかせた。
(文・写真 岩渕弘美)

「ローン・レンジャー」(2013年、米国)
監督:ゴア・ヴァービンスキー
出演:ジョニー・デップ、アーミー・ハマー、ヘレナ・ボナム=カーター
2013年8月2日、新宿ピカデリー、丸の内ピカデリー1ほかで全国公開。作品の詳細は公式サイトまで。
http://www.disney.co.jp/loneranger/home.html
作品写真:(c)2013 Disney and Jerry Bruckheimer, Inc.