2018年11月29日

「ヘレディタリー 継承」恐怖に追い詰められ、壊れゆく家族 トラウマ系ホラーの秀作

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 グラハム家の祖母・エレンが亡くなった。娘のアニー(ト二・コレット)は、母にに愛憎入り混じる感情を抱いていたが、粛々と葬儀を行う。遺品に入った箱には「私を憎まないで」とメモがあった。アニーと夫のスティーブン(ガブリエル・バーン)、高校生の息子・ピーター(アレックス・ウォルフ)、人付き合いが苦手な娘・チャーリー(ミリー・シャピロ)は喪失感を乗り越えようとするが、奇妙な出来事が頻発する──。

 長編デビューとなるアリ・アスターが監督、脚本を手掛けた本格的なホラー映画。「シックス・センス」(99)のトニ・コレット、「ユージュアル・サスペクツ」(95)のガブリエル・バーン、「ライ麦畑で出会ったら」(15)のアレックス・ウォルフらが出演している。

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 亡くなったエレンは、グラハム家の家長だった。娘でミニチュア造形作家のアニー、アニーの夫で精神療法施設を経営するスティーブン、二人の子供で高校生の長男ピーター、特別支援クラスに籍を置く長女チャーリー。四人は喪失感の中にいたが、ある出来事でさらなる失意の底へおちる。

 得体の知れぬ緊張感、不気味な不安感が物語全体に漂う。あるきっかけで恐怖と不安感はピークに達し、物語はさまざまな伏線を張りながら、オカルト・スピリチュアルな方向へ舵を切る。

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 恐怖は心霊現象として表れる。ふいに鳴る物音、部屋を這う不思議な光、誰かの話声、何者かの気配。追い詰められ、とりつかれたように心を乱すアニーと、恐怖に憔悴して壊れていくピーター。やがて伏線を回収するように原因が明らかになる。

 悪夢の日常を淡々と描きながら、静と動を使い分けて恐怖を積み上げ、中盤以降はオカルト思考が支配する。「ローズマリーの赤ちゃん」(68)、「エクソシスト」(73)、「ヘルハウス」(73)など、往年のオカルトホラーの要素を巧みに取り入れ、現代的な解釈を加えた。五感を刺激する大胆なショック演出が破綻することなく、物語が成立した希有な作品だ。

 アスター監督の演出は抑制が効いている。受け継いだものに憑りつかれ崩壊するコレットの狂気の演技が、観客を恐怖のどん底へ突き落す。これ見よがしで派手な脅かし系ホラーと一線を画し、精神的に追い詰められるトラウマ系ホラーの秀作だ。

(文・藤枝正稔)

「ヘレディタリー 継承」(2018年、米)

監督:アリ・アスター
出演:トニ・コレット、アレックス・ウルフ、ミリー・シャピロ、アン・ダウド、ガブリエル・バーン

2018年11月30日(金)、TOHOシネマズ 日比谷ほかで全国公開。作品の詳細は公式さイオまで。

作品写真:(C)2018 Hereditary Film Productions, LLC
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2018年11月27日

「ハード・コア」山田孝之×山下敦弘監督 世渡り下手で社会不適合な男たち

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 都会の片隅で生きる権藤右近(山田孝之)は純粋で、曲がったことが大嫌い。しかし信念を暴力に転嫁させるため、仕事も居場所もなくし、山奥で怪しい活動家の埋蔵金探しを手伝うことになる。共に働く牛山(荒川良々)だけが心を許せる友人だ。そんな二人を右近の弟・権藤左近(佐藤健)が見守る。一流企業のエリートだが、腐った世の中にうんざりしていた──。

 1990年代のコミック「ハード・コア 平成地獄ブラザーズ」を、ドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」(15)、「山田孝之のカンヌ映画祭」(17)コンビの山下敦弘監督、山田主演で送る作品だ。

 純粋すぎて社会に適合できない兄・右近。世間をうまく渡り歩くエリート商社マンの弟・左近。対照的な兄弟と、右近同様社会に居場所がない男たちの物語。結社を組織する怪しい活動家・金城(首くくり栲象)の下で働く右近と牛山。軍隊ばりに厳しい上下関係を貫く番頭・水沼(康すおん)に監視され、埋蔵金発掘に没頭している。

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 女を知らない牛山のため、右近は自宅アパートにデリヘル嬢を呼ぶが、金を持ち逃げされる。厳しい現実に直面しながら生きる彼らに、突然変化が訪れる。牛山が寝床にしている廃工場で古びたロボットを発見したのだ。つまらぬ日常が変化するきっかけだった。

 原作に魅了された山下監督と山田。出会いとなったオムニバス映画「BUNGO ささやかな欲望」(12)の初号試写の時、漠然と「ハード・コア」映画化構想が持ち上がり、ドラマ「山田孝之の東京都北区赤羽」の前から現実味を帯びたという。

 出だしで社会不適合の若者の日常を辛辣に描く。高性能ロボットの出現で空想のエッセンスが加わり、ドロップアウトした男たちの物語は加速を始める。「苦役列車」(12)の山下監督は、はみ出し者を描くのがうまい。右近も融通の利かない強情な奴に見えるが、彼なりの理論と考え方がある。信念を貫き行動しているだけで、生き方に迷いはなく、世に迎合する若者を揶揄しているようにも映る。

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 山田はバリバリ硬派な右近を、ぶれずに演じている。一方、水沼の娘・多恵子(石橋けい)との禁断の愛では、悲しき男の滑稽な性(さが)を見せる。世渡り上手な左近を演じた佐藤が、厳しい現実を突きつけるクールな弟を好演し、俗世間と無縁な牛山を荒川が怪演する。後半の展開は唐突な印象だが、幕引きにほっこりさせられる。浮かれた現代と逆に生きる男たち。山下監督×山田コンビによる風変わりな佳作といえよう。 

(文・藤枝正稔)

「ハード・コア」(2018年、日本)

監督:山下敦弘
出演:山田孝之、佐藤健、荒川良々、石橋けい、首くくり栲象

2019年11月23日(金)、全国公開。作品の詳細は公式サイトまで。

http://hardcore-movie.jp/

作品写真:(C)2018「ハード・コア」製作委員会
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2018年11月21日

「恐怖の報酬」ウィリアム・フリードキン監督、不遇の傑作を執念の修復 製作から40年を経て日本劇場公開

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 南米奥地の油井で大火災が発生した。祖国を追われてきた犯罪者4人は、報酬1万ドルと引き換えに、消火用ニトログリセリンの運搬を引き受ける。2台のトラックに分乗し、道なき道を300キロ。密林の奥へと進んでいくが、待ち受ける彼らの運命は──。

 イヴ・モンタン主演、H=G・クルーゾー監督の仏映画「恐怖の報酬」(53)を、「フレンチ・コネクション」(71)、「エクソシスト」(73)のウィリアム・フリードキン監督が、1977年にリメイクした作品。同年の全米公開で興行的に失敗し、日本をはじめ米以外は、監督の了解なしに約30分カットされた短縮版が公開された。

 オリジナル版は数十年間、権利者不明となっていたが、フリードキン監督が執念で音声を5.1chリマスター、映像も4K修復。121分のオリジナル完全版として2013年、ベネチア国際映画祭で披露した。その後、作品は世界の映画祭を巡回し、いよいよ日本で劇場公開されることとなった。

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 70年代に大ヒット作を連発したフリードキン監督が、乗り乗っていた時に興行的に失敗。不本意な評価を受けた不遇の作品だが、改めて完全版を見ると監督が「1コマも修正する気はない」と豪語するように、監督の名に恥じない名作である。しかし、オリジナル版は公開時期が悪かった。77年がスティーブン・スピルバーグ監督の「未知との遭遇」、ジョージ・ルーカス監督の「スター・ウォーズ」が公開。「SF映画元年」と呼ばれた年で、リアリティー主義の「恐怖の報酬」の苦戦はうなづける。

 メキシコの殺し屋、イスラエルの爆弾テロ犯、フランスの不正取引をした投資家、アメリカのマフィア。世界各地を舞台に、脈略もない短い4つのドラマが順番に描かれ、各地で訳ありになった4人が流れ着くのが南米・ボルヴェニール。4人は米石油資源会社が経営する製油所に紛れ込み、労働者として働いていた。

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 監督は4人の素性と背景を、持ち味のリアルで切れ味鋭いド派手演出で描いていく。彼らは母国を離れて南米に逃げざる得なかった。高額な「報酬」と引き換えに、少しの衝撃で大爆発するニトログリセリンを運搬することに。過酷な運命を選択する過程が描かれる。

 ニトログリセリン運搬用のトラックを整備する工程を、セリフを使わず短いカットでつないでいく。ジェームズ・キャメロン監督の「エイリアン2」(86)など、後の監督たちに影響を与えたかっこいい手法だ。

 見どころなんといっても、密林の悪路を一瞬も気を抜かず、トラックを走らせる場面。雨と風が吹き荒れる悪天候の中、朽ち果てる寸前のつり橋をトラックが渡る。進路をふさぐ巨大な倒木。男たちは困難に立ち向かいながら走らせる。

 音楽はドイツのプログレッシブ・バンド、タンジェリン・ドリーム。シンセサイザーで作った無機質なスコアは、その後のジョン・カーペンター監督作品の音楽にも影響を与えたようだ。色のり濃厚な4Kレストアに加え、迫力の5.1chサラウンドで蘇った「恐怖の報酬 オリジナル完全版」。フリードキン監督の狂気が充満した名作だ。

(文・藤枝正稔) 

「恐怖の報酬」(1977年、米)

監督:ウィリアム・フリードキン
出演:ロイ・シャイダー、ブルーノ・クレメル、フランシスコ・ラバル、アミドウ、ラモン・ビエリ

2018年11月24日(土)、シネマート新宿、ヒューマントラストシネマ有楽町ほかで全国順次公開。

作品の詳細は公式サイトまで。

http://sorcerer2018.com/

作品写真:(C)MCMLXXVII by FILM PROPERTIES INTERNATIONAL N.V. All rights reserved.
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第31回東京国際映画祭 コンペ受賞作を中心に振り返る

P1000207 「テルアビブ・オン・ファイア」ヤニム・ビトン、サメフ・ゾアビ.jpg 「三人の夫」フルーツ・チャン、クロエ・マーヤン.jpg

 11月3日まで東京・六本木を中心に開催された「第31回東京国際映画祭」コンペティション部門の受賞作品を中心に、映画祭を振り返りたい。

【東京グランプリ/東京都知事賞】&【最優秀脚本賞】

「アマンダ」(フランス) 監督:ミカエル・アース

 パリで起こったテロ事件で姉を失った24歳の青年ダヴィッドと、残された姉の娘、7歳のアマンダの、心の崩壊と再生の物語。なにげない日常の幸せな描写と対比させるように、事件後の苦しみと喪失感にさいなまれる主人公を描く。テロを被害者家族の視点で見ており、不穏な世界情勢が生み出した作品だ。

【最優秀監督賞】&【最優秀女優賞】

「堕ちた希望」(イタリア)監督、脚本:エドアルド・デ・アンジェリス

 ナポリ北西の海沿いの街が舞台。妊娠した娼婦を人身売買組織に渡す仕事をするマリアは、希望がない荒れた街で年老いた母の世話をしている。マリア役のピーナ・トゥルコが図太い生命力を感じる演技。根底には「聖母マリア」や「処女受胎」といったキリスト教の教えを深読みできる。

【最優秀芸術貢献賞】

「ホワイト・クロウ」(イギリス)監督:レイフ・ファインズ

 ソ連のバレエダンサー、ルドルフ・ヌレエフの生涯を、英の名優レイフ・ファインズが3本目の監督作として描いた。1950年代のソ連。貧しかった少年時代、レニングラードでの修業時代、西側への亡命劇。ヌレエフを演じた現役ダンサーのオレグ・イヴェンコのダイナミックな踊り、手に汗握るスリリングな逃亡劇。隅々まできめ細かく行き届いた演出だ。

「半世界」阪本順治、稲垣吾郎.jpg

【観客賞】

「半世界」(日本)監督:阪本順治

 地方の炭火焼職人・鉱(稲垣吾郎)と、突然町に帰ってきた元自衛官の瑛介(長谷川博己)、二人の中学の同級生・光彦(渋川清彦)。40歳を目前にした男3人の物語。芸術家肌やインテリ系の役を得意とする稲垣が、中学生の息子を持つ炭火焼職人。人間くさいおじさん役で新境地を開拓した。長谷川が心に闇を抱えた男を好演。渋川がガス抜き的でうまい。阪本監督の「大鹿村騒動記」(11)と通じる土着的なドラマだ。ラストにデビュー作「どついたるねん」(89)を思わせるカットを持ってきた。監督自身の折り返し点的作品かもしれない。

 このほかおすすめは、せりふを使わず映像と音楽と効果音だけでつづった独創的な「ブラ物語」(独・アゼルバイジャン)、人気ドラマ制作現場を通じて、中東情勢をコミカルに描いた「テルアビブ・オン・ファイア」(ルクセンブルク・仏・イスラエル・ベルギー)。香港のフルーツ・チャン監督が描いた「三人の夫」は、セックスを大らかに描きつつ、共有すべき物を独占しようとする某国を風刺したような刺激的作品。1本でも多く日本で一般公開されることを願うばかりだ。

(文・写真 藤枝正稔)

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2018年11月20日

「半世界」稲垣吾郎主演・阪本順治監督 「見たことのない自分がスクリーンに現れた」

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 山間の田舎町を舞台に、四十路男の日常と葛藤を描いた映画「半世界」主演の稲垣吾郎、阪本順治監督がこのほど記者会見した。第31回東京国際映画祭で上映され、炭焼き職人を演じた稲垣は「本当に夢のよう」と笑顔。阪本監督は「稲垣君は難しい役だっただったと思う。みんなにとって新鮮な撮影だったことが一番うれしい」と振り返った。

 主なやり取りは次の通り。

 ――「半世界」という言葉をどうとらえるか。

 稲垣:シンプルだけれど奥が深い。自分にとっての半世界ってなんだろうと、いろいろ想像してみた。それぞれの人が小さいけれど自分の世界の主人公で、人生がある。いろいろな気持ちで見てもらえれば。

 阪本監督:日中戦争の従軍カメラマンとして中国へ渡った写真家・小石清の写真展のタイトルが「半世界」だった。勇ましい軍人より、現地の人、動物を撮っていた。名もなき人の営みも世界なんだと解釈し、少しでも近づこうとして企画した。

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 ――情けないダメおやじの役がはまっていた。演じてどうだったか。

 稲垣:はまっているといわれると複雑。そもそも自分がどういう人間か分からない。自分にぴったりな役が分からなくていい。今回大きかったのは、ここ数年の自分の環境の変化。仕事の仕方も変わって、これが1作目。見たことのない自分がスクリーンに現れた。この作品に巡り合え、届けられるのは幸せだ。

 ――「見たことのない」とはどんな自分か。

 すべて。チェーンソーをを持って、頭にタオルを巻いて、。日本の原風景の中で生活している。自分をよく俯瞰で見るが、こういう稲垣吾郎は見たことがない。自分ひとりの力ではなく、監督や共演者のおかげ。撮影地の伊勢志摩の土地にも誘われた。

 ――(阪本監督に)稲垣にぴったりの役だと思ったのか。

 阪本監督:稲垣君の印象はごまかさない、自分を前に出さない。淡々と寡黙に、山の中で土にまみれるイメージが浮かんだ。変えようとか、無理にやらせようというのはなかった。主人公と稲垣君の性格はもちろん違い、紘は家庭を顧みず、どこか欠けている。映画はそういう人物を真ん中に据えた方がいろいろな話が作れる。

 ――監督はもう少しかっこよくなど指示はあったか。

 稲垣:僕はクールな役、一見かっこいい役、超人的な役が多い。実際はかっこよくない。身のこなしは細かく指導があった。序盤の(長谷川博己演じる)瑛介との再会シーンが一番初めに撮った長回しのワンカット。そこがきっかけを作ってくれた。そこで生まれた物を指さすしぐさ……ぶっきらぼうに男らしくやってみろと。監督はみかんの皮のむき方まで、細かく指導してくれた。

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 ――炭焼き職人、中古車のディーラー、元自衛官の登場人物。親から継いだ仕事にした理由、地方都市を舞台にした理由は。

 阪本監督:私自身が代々続いた店を最近たたんだ。商店街なので入ってくる後継の話をヒントにした。海外での撮影が多かったので、地元に帰るような気持ちで撮りたかった。小さな都市の小さな町、間口が狭いけど奥が深い町から世界を見たかった。

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 ――男三人の友情と絆が主人公を動かす。稲垣さん自身に経験は。

 稲垣:男のグループでずっとやってきて、香取君、草g君と「新しい地図」を広げていくことに無我夢中。友情と仕事での仲間は違うと思うが、僕らにも絆はある。二人にも早くみてほしい。

(文・写真 岩渕弘美)

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「半世界」(2018年、日本)

監督:阪本順治
出演:稲垣吾郎、長谷川博己、池脇千鶴、渋川清彦、竹内都子

2019年2月、TOHOシネマズ 日比谷他で全国公開。作品の詳細は公式サイトまで。

http://hansekai.jp/

作品写真:(C)2018「半世界」FILM PARTNERS
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